カーマス・オーディリタ戦記 序幕

ストーリー
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これは、オーディリタメインクエ2報酬によるA+1を獲得するために死んだ目をしてカーマスクエ(n回目)を開始した馬鹿な男による戦記である

みなさん、黒い砂漠のメインクエストはしっかりと理解しているだろうか?最近の人達は意外とやってるかもしれない。

でもね、昔の黒い砂漠のメインクエって本当にストーリー意味わからねえし、誤訳やばいし、お使いしょうもないしでFF14の新生以上に苦痛だった

だから割りとストーリーは「あーはいはい」で新実装されたものも流してたり、あるいはやってなかったりする人は一定数いるのではないだろうか?僕です。

でもせっかくならざっくりとストーリーを理解している方がより楽しめるのではないだろうか?と適当な理由付けをして書き記すものである。

いっとくが、このゲームのメインストーリー何回も改変されてるし、僕も記憶が適当だからバックボーンを勘違いしている部分もあるから話半分で見てくれよな

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1、黎明の条約

カーマスリビアⅠのメインクエストはカルフェオン共和国の爺に招集されて、カーマスリビアへカルフェオンの使者として行って来いってところから始まる。

カルフェオン共和国は以前より、カーマスリビア王国とは軍事的協力関係にある。その発端が闇の精霊がうんたらかんたら(カルフェオンメインクエやれ)でカルフェオン南部の亜人族(サウニールとか)が凶暴化して暴れたことにある。

この暴走に当時のカルフェオン共和国は手を焼いており、ここに兵を出して危機を救ってくれたのが当時のカーマスリビア第2王女「ブロリナ・オーネット」。現カーマスリビア女王であったそうな。

その恩をカルフェオンはいずれ返す約束をした。これが黎明の条約。約束を結びつつも当時のカーマスリビアの女王はカーマスリビア第1王女、つまりブロリナ王女の姉「アメリア・オーネット」。

彼女は鎖国的な体制であったため、カーマスリビアはカルフェオンと軍事協力の約束を結びながらも親交は持たなかった。ところがブロリナが即位(現体制)してから開放的となり、とある事情で彼女は今になってカルフェオンに軍事的支援を求めてきたのである。

といってもカルフェオン共和国の貴族共は基本的に利己的なゴミカス蛆虫なので、恩義をあるとはいえ今更になって軍事支援とはどういったこった?と、カーマスリビアの腹の底が読めず、躊躇している。

そこで褒めれば海にも潜り、火山にも飛び込むバカな冒険者、そう僕ら。に白羽の矢を立てたと。こいつならなんかあって死んでも問題ないし、いっか!とばかりにいつの間にかカルフェオンの使者にされて強制的にカーマスリビアへ送り込まれるのである。

我々の目的はカーマスリビアの内情を探り、今カルフェオンが本当に黎明の条約を履行するときなのかスパイすることである。

2、女王謁見

気球から降り立つとオフィリア・アイネルというエルフが待っている。こいつはブロリナ女王の忠実な下僕である。こいつが案内役を務めることとなる。といっても彼女にも色々思うところがあり、どうも現カーマスリビア王国は一枚岩ではないようだが・・

そんで、実際に女王のところへ駆けつけると色々と話しをしてもらえる。内容をざっくりまとめる。


元々、カーマスリビアの民は女神シルビアの子孫たちとされている。伝説上だが。シルビアの民は二人の姉妹ガネルとベディルに分かれている。このガネル族というのがRGでおなじみのいわゆるエルフたち。そしてベディル族というのがDKでおなじみのダークエルフたち。

彼女ら一族は姉妹と称され、ガネル、ベディル族の両首長が二人でカーマスリビアの地を統治し、よく分からんが力の根源たる「カーマスリブの木」のもとに精霊たちを交えて仲良くやってきたそうな。

ところがあるとき、暗黒の精霊とかいう訳の分からん悪いやつがやってきた。こいつは精霊たちの住む森を焼き払い、カーマスリビアの土地を侵略しに来た。

当然これに反抗した当時のカーマスリビアの民たち。この過程でよく分からんがベディル族の首長「ジョシュア・オウダー」は国を守るためにカーマスリブの木を燃やしたそうな。よく分からんが。

その結果として暗黒の精霊を追い返すことに成功した。ところが何かの影響だったのか、ベディル族はそのころから自分たちがカーマスリビアを救った英雄だと豪語するようになり、傲慢な態度が目立つようになる。結果としてガネル族とベディル族の対立が深まるようになってしまった。

そして「ある事件」をきっかけに内紛へ発展。結果としてガネル族が勝利してベディル族はカーマスリビアを追い出されて乾いた土地、つまりオーディリタへ流れることとなった。

内紛に勝利したのはいいが、元々女神シルビアのもとに姉妹として統治を行っていたはずの両一族が分裂してしまったことに多くの精霊が失望し、カーマスリブの木は光を失ったそうだ。


ここまでが女王の昔話。そんで本題。女王は精霊と仲直りして、カーマスリブの木の光も取り戻したいと思っている。そんなときに、かつてオーディリタへ追いやったはずのベディル族の一部の過激派「アヒブ」がカーマスリビアの国境を脅かしている。精霊の加護を一部失い、カーマスリブの祝福も失った今のカーマスリビアではアヒブに対抗できない。そこで軍事大国であるカルフェオン共和国を頼ることにした、と。

?あれ、僕たち関係なくね?

余談だが、ガネル族の軍隊には2種類いて、国境を守る仕事のレンジャー部隊。首都を守る仕事のアーチェル部隊がいる。この両部隊の隊長とも挨拶を済ませる。レンジャーの隊長は優しくて可愛いんだけどアーチェルは非常に排他的なやつで口が悪い。そう、スキル特化を変更するたびに小言を言ってくるあのスキル教官である。

3、オフィリア・アイネルの密告

カーマスリビアの来たときに最初にあったオフィリア・アイネル。女王の命令でなんやらカーマスリビア観光をしている際に屋上に呼び出される。

かつあげされるのか、カレーパンを買いに行かされるのか、と思うと古い本を持ち出して昔話パート2をする腹づもりらしい。この話が女王による意向なのかオフィリアの独断なのかは正直良く読んでなかった!!!ので分からんのだが、でも女王の命令ならさっきまとめてするよね?ってことで多分これは独断。なんとなく密告って言ったほうが劇的なので密告って書きました!

以下オフィリアの与太話。


暗黒の精霊が襲ってきた当時、カーマスリビアは二人の首長によって統治されていた。ガネル首長「オリアナ・オーネット(ブロリナの母)」、ベディル首長「ジョシュア・オウダー」。

先述の通り、後に両者の対立は深まっている中で、とある事件によってこの両首長が同時に暗殺される。これにより内紛に発展するのだが、この際にガネル族の首長を継承したのが第1王女「アメリア・オーネット」。現女王ブロリナの姉。アメリアは徹底的な反ベディル族であり、べディル族を内紛でぼこぼこのぼこにして追い出した。

ここからちょっと話が難しくなる。というか話がそれる。

暗黒の精霊が攻めてきた当時、カーマスリブの根本の奥にある「もう1つの世界」である「アドウィル」。この世界から女神シルビアの息子ルトラゴンとその一族が暗黒の精霊による侵略から守るためにやってきたそうな。

しかしアドウィルの民の指導者が、かつてこの世界に黒い太陽を描いた男であったために、カーマスリビアの民はアドウィルの民を暗黒の精霊とともに追い出した過去を持つ。

この男の名前はみんな知っている。「カプラス」。よく分からんがこいつは悪いやつなのだ。アドウィルの民も実は自分たちの指導者であり、かつ裏切り者であるカプラスを探す目的もあってこっちの世界にやってきていたそう。ぶっちゃけカプラスがいつこっちの世界に来たのかとかよくわからなかった。

~~~この話はいずれたぶんつながってくる~~~

ベディル族首長のジョシュアは「暗黒の精霊からあの男の臭いがする」と言葉を残している。あの男が誰を指すのか現時点では不明だが、今までの流れから考えると 暗黒の精霊=カプラス 

4、精霊ポリの断罪

オフィリアの長話のあと、精霊たちに直接話しを聞きに行くよう言われる。一度に済ませてくれないか?

そこで最高精霊メリンドーラに会いに行く。そうだね。グラナで教会バフを入れてくれるあのへんなやつだね。

するとメリンドーラは「ぶっちゃけ、あーしたち、精霊はガネル族の味方でもベディル族の味方でもないんだよね~ただカーマスリブのもとでチョベリグな生活ができればいいってゆーかー」

と、身も蓋もない話をされる。そして細かい話が聞きたいなら1,2匹精霊ひっとらえて話を聞いてみろと言われる。精霊は絶対に嘘をつかないのでそれで十分だろうと。「それならいまここでてめえが喋れば済むんじゃねえのか?コアラの化け物がよ」と言い捨てて僕はオフィリアのもとへ戻る。

ちなみにメリンドーラはコアラの化け物、通称パプー族の見た目をしているが、パプー族が好きすぎて気づいたらパプー族の見た目になっていたそうである。

そんでそんで、オフィリアにその話をすると「ま、そうだよね~だからまずはポリの森にいる精霊に話聞きにいきなよ」と言われる。わかっているなら最初からポリにいかせろ。

私は先に行って危険を排除してくるよとおなじみの言葉を残して彼女は消える。

ポリの森で妖精どもの足をなめケツをなめて話を聞かせてもらう。

簡単に話すと、暗黒の精霊を追い出したあとにガネル族とべディル族の対立が深まる中、なにかしらのパーティーが催された。そのパーティーの料理の中にはポリの森からとれたキノコ料理も含まれていた。精霊ポリは当然、きちんと毒のあるキノコの処理をして提供した。

ところが実際にはキノコ料理には毒が含まれており、両首長、オリアナ・オーネットとジョシュア・オウダーは毒殺されてしまう。これが先述した、内紛のきっかけとなった、ある事件。

当然毒殺した犯人はキノコ料理を提供した精霊ポリだということとなり、申し開きすらさせず、時期女王継承者アメリアは精霊ポリを断罪、殺した。

この事件に多くの精霊は嘆き悲しみ、カーマスリビアという国から心が離れていった。なおも姉妹で闘いを続けるガネル族とベディル族にさらに愛想をつかすこととなる。

ちなみに、内紛中にアメリアはポリの森で精霊クログダルの名のもとに、必ずべディル族をこの地から追い出すことを誓約している。しかし内紛こそを望んでいない精霊たちにとってこの誓いは逆効果でしかなく、かつて精霊ポリ同様、カーマスリビアに友好的だった精霊クログダルは姿を消してしまった。

また、これによってより反抗的になったべディル族の一部がアヒブ、と呼ばれる過激派となり暴動が悪化した。

実際に宴会に毒を仕込んだのが誰なのかはわかっていない。内紛を望む何者かなのか・・・あるいはこの事件で最も得をしたのは・・・第1王女

5、トゥースフェアリーの悲劇

続いてトゥースフェアリーの族長レピタロングソムにあいに行く。

レピタロングソムくんのお話


両族長の毒殺の真相はアメリアが暴いた、と。そして彼女は女王の座についた。彼女は即位後もベディル排斥に傾倒し、ある日、レピタロングソムところへアヒブになっていないべディル族が訪ねてきた。

彼女らはカーマスリブの守護を誓う。自らをダークナイトと呼ぶこととして、この地をさるが、カーマスリブを守護する気持ちは変わらない、と。そして新地帯へ向かう道を作って欲しいと頼んだという。

彼女の話はここまで。

ローニンの試験をクリアした冒険者にフォレストロナロスの族長ネリンードはレピタロングソムが口を閉ざした話の続きをする。


トゥースフェアリーにカーマスリブの守護を近い、森を去っていったべディル族、ダークナイト。彼女らの行動は女王アメリアにはベディルの逃走と写った。ベディルを逃がすことに協力した精霊トゥースフェアリーを粛清対象とした女王は多くのトゥースフェアリーを殺した。

この虐殺をとめたのが現レンジャー部隊長のヘレリンスと、レモリア監視隊の総指揮官アンベリフだったそうだ。アンベリフってのは知恵の古木にいるえらい人。

精霊たちは一方的にアメリア女王に虐殺されたが反抗することはできなかった。アメリアが誕生した際に精霊たちは祝福を送っていた。その縛りで精霊たちは逃げることしかできなかった。

6、トリードの予言

ネリンードは預言者トリードからも話を聞くように言う。

すべてのガネルとベディルは精霊の祝福のもと、太陽と月のオーラを受けて生まれるが、古代精霊の言葉は選ばれた女神の娘にしか理解できない。その言葉を理解できるものは、その力を用いてカーマスリブを守護し、種族全体を率いることとなる。

選ばれた姫たちは港、グランディーハで教育を受けて育ち、のちにガネル、ベディルの首長となるのが古来よりの慣例であった。

暗黒の精霊と戦った際に両種族の首長であったオリアナ・オーネットとジョシュア・オウダー。彼女らには4人の姫がいた。オリアナの娘3人。ジョシュアの娘が1人。

オリアナの最初の姫、つまりアメリアが生まれた日の夜は紅い月。3番目の姫キャサリンが生まれた日は黒い太陽が昇ったように昼なのに暗かった。そして2番目の姫、つまりブロリナとジョシュアの姫は同じ日に生まれた。この日は太陽と月が沈むことも昇ることもせずに水平を維持。2つの光はお互いを遮ることもなく、混じり合っていた。

ブロリナとジョシュアの姫はいつも一緒に育っていたという。毒殺事件が起き、アメリアが即位するとガネルとベディルの争いが激化するが、それでもこのガネルとベディルの姫の二人は友情を育んでいた。

しかし、この二人の少女の友情も永遠ではなかった。その契機となったのが3番目の姫、キャサリン・オーネットの死だった。心優しかったキャサリン姫は紛争中にも関わらず、カーマスリブの光を取り戻そうと古代精霊の声に耳を傾けに行き、巻き込まれて死んだ。

そしてこの事件を引き起こしたのがべディルの姫だった。これによりガネルの姫ブロリナとべディルの姫の間にもついに亀裂が入る。

このベディルの姫こそが、現オーディリタ女王、ウィオレンティア・オウダー

・・・・・・・・・・こいつめっちゃおしゃべりやん

7、黎明の帰国

キャサリンの死によりブチギレたのはブロリナだけじゃなく、当然その姉であり、時の女王、アメリアもぶちぎれる。これを契機にアメリアはベディルの過激派集団アヒブを反逆集団と認定し、抹殺を開始。

ウィオレンティア・オウダーは乾いた土地、オーディリタへと逃げ込むが、その際にブロリナ王女を人質にする。ブロリナ王女は4年もの間、そこで捕虜として生きる。

結果としてオーディリタから逃げ出したブロリナ王女は、このトリードのいる洞窟へ逃げ込んできた。そして彼女はかつて、ウィオレンティアと書き記した交換日記に続きを綴った。

彼女はロナロスの精霊に、カーマスリブ守護の盟約を忘れ、ベディルを殺すことに狂った女王アメリアを廃位させ、カーマスリブの光を取りもどし、アヒブを抹殺すること誓った。

この彼女が、4年ぶりに恐怖統治の中にあったカーマスリビアへ戻ってきたことを黎明の帰国と呼ぶ。

黎明の帰国が為されたとき、ちょうどカルフェオンではトロルやサウニールが暴走して荒れていた。ブロリナ王女はそれを利用して手勢を集めて挙兵し、これを救った。そしてその流れに乗じてそのまま反乱を起こし、アメリアを追放した。

これでなぜ、カルフェオンを女王でもなかったはずの第2王女、ブロリナが救ったのかがわかった。ただの反乱の挙兵をごまかすための口実であった、と。

そんでトリードは、ブロリナの帰国を手伝ったのがパディス族であったという。

パディス族のカリドへ会いに行く。

なぜブロリナとともに兵を挙げ、彼女が成功し、帰国したのにてめえらはこんなしけた森にいるんだと問う。

カリドくんによれば、自分たちもこの土地を去るつもりだったけどブラックスターが落ちてきて生じた灰色の霧によって一部が理性を失ったという。多くのものが、このカリドくんを含め、長い間正気を失っていたらしい。

なぜ、パディス族がブロリナに手を貸したのかというと、彼らの友人であるトゥースフェアリーを虐殺したアメリアへの恨みらしい。

そんなこんなで今度はアーチェル警備警戒所へ

8、アイネル

警備隊長ルシエル・モネト

カルフェオン北部に8年前に落ちたブラックスター。それにより生じた灰色の霧。これはアヒブの仕業だと彼女は主張する。

それにもかかわらず、アヒブに反撃もせずに悠長に使節など今さら派遣してきているカルフェオンにあまりいい印章を抱いていない様子。

ちなみに先にこの排他的なアーチェルであるルシエルに冒険者の訪問を伝えに行っていたブロリナ女王の下僕ことオフィリア・アイネルは彼女らに嫌われている。

オフィリアはここで自らが、アイネル一族が嫌われていると告げる。まあ理由はこのアイネル一族ってのがもともと先代女王、アメリアの忠実な下僕であり、多くの精霊殺しに関わってきた歴史があるから。

そしてオフィリアはカーマスリブの光を取り戻してもいない状態でオーディリタへ進行しても勝ち目がないと断言する。その自滅にカルフェオンが巻き込まれる必要はないと。


ここでオフィリアのアイネル一族の悔恨を聞いていて正直良くわからなかった。

黎明の帰国が為されたとき、アメリアは多く兵をカルフェオンへ送っていたためにブロリナの反乱を抑えることができなかったとオフィリアは言う。オフィリア本人は当時、カルフェオンに出兵しており、戻ってきたときは女王はブロリナになっていた、と。

でもさっきのトリードの話だとカルフェオン救援に挙兵したのはブロリナだった気がするんだが・・・

ブロリナが国内でカルフェオン救援の流れを作ってカーマスリビアの軍をカルフェオンへ送らせておいて、自分はカルフェオン共和国に提案者の名だけを売っておいて、実際には利用しただけで自らの手勢で別に挙兵し、政権を奪取したと。そう解釈するのが自然か?

そう仮定するとブロリナ王女とかいうやつ、とんでもない腹黒王女。クーデターを成功させつつ、軍事大国に恩まで売ると。そして今度は自分たちが巻いた内乱の延長上にあるアヒブとの戦いにカルフェオンを利用しようとしている。


黎明の帰国後、ブロリナはアメリアに付き従っていた多くのアーチェルの精鋭たちを処断する。その際に彼女はアメリアの最も忠実な下僕だったアイネル一族に剣をもたせ、その精鋭たちを処刑させたという。

彼女はアイネル一族に名を捨てることを禁止し、その名を烙印とし、あえてその手で仲間を処刑させ、今は下僕としている。

そして彼女はついにカーマスリビアに、ブロリナ王女に関わるべきでないとはっきりと告げる。冒頭でオフィリアはブロリナの下僕と言いながらも含みをもたせ、女王が教えてくれなかった話まで塔の上で告げた理由がここで分かることとなる。

ところでオフィリアさん、わりと個性的な腕してますね。

9、デルパード・カスティリオン

そして冒険者は女王のもとではなくてトレント村で待っているカルフェオンの爺のもとへ行く。

カルフェオンの爺はカーマスリビアの実情を聞いてくる。アヒブとの争い末期状態と告げると、爺、ことデルパード・カスティリオンはその醜い姉妹争いに付け入ると言う。

そしてたとえ国力を消費してでもこの内紛に介入することでカーマスリビアの採掘権を手に入れると。

また、デルパードは、今カルフェオンがカーマスリビアへ戦争を仕掛ければ勝てるかとも問う。しかし女神の祝福を受けていない我々が攻めても精霊の反撃にあうリスクがあるとして断念する。

まあ最初から分かってたことだけど、カルフェオンは最初から黎明の帰国によるカーマスリビアへの恩義など感じていない。ただ利権をかすめ取ろうと画策していただけ。その調査にまんまと利用されたってこと。

その後、農民たちから10年くらい前に山脈の向こうから背の高い女性たちが降りてきたという話を聞く。グリフォン、ライオンの体をして鷲の翼を生やしたモンスターに乗って・・

彼女らはカルフェオン寺院へ入っていき、何かしらの儀式を執り行って去った言ったという。そしてその後しばらくして、トロルやサウニールが暴れ始めたという。するとまた背の高い女性たちがやってきてそれを退治したという。

これで一応いままでの謎がつながった。

つまり、カルフェオンに争いを引き起こして、カーマスリビアに軍事要請を促したのは・・

これで得をしたのは・・・・

警備隊長ルシエル・モネトの推測は完全に外れということだ。ある意味真反対と言っていい。
彼女はカルフェオンに争いを起こしたのはベディル族の過激派アヒブだと言った。でもトレント村の農民は同じような背の高い女性が来て退治したと言った。
退治したのはアメリアの手勢、アイネルたちなのだから間違いなくガネル族だ。

ガネル族とベディル族を見間違うはずがない。つまり、最初に来たのもガネル族だ。

幕間につづく!

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