2023/11/22 特化の仕様が完全に変わったので、以下の記事は全く当てにならない。ただし考え方としてはある程度参考になる部分もあると思うので残しておく。
特化を考えていく際に僕が考えていることなどなど
狩り特化に関することだけど対人用の特化も考え方は一緒だと思っている
特化に関する大前提
スキル特化っていうのはさすがに誰でも知っているところだと思うんだけど、ひょっとしたら勘違いしてる人もいるかも知れないのでざっくりと
1、スキル特化のバフは敵に当てないと適用されない
命中マイナスだったり、DPマイナスだったりとかは敵に当てない意味がないってのは想像がつくと思うんだけど、自身のAP増加や攻撃速度増加などの自己バフ系も敵にそのスキルを当てて初めて適用される。
一般的にスキルによるバフは「打撃成功時=当てると適用」、「スキル使用時=当てなくても使えば適用」だ。そしてスキル特化のバフは須らく前者だ
2、スキル特化のバフと他のスキルによるバフは重複適用される
例えばWRのアマブレ
このスキルは「打撃成功時~D-30」と書いてある。これとは別に何らかのスキル(アマブレ自体でもいい」による特化で敵にD-15のデバフをつければ、敵に適用されるDデバフはD-45となる
3、同系統のバフは上位ならば上書き、同位ならば更新、下位ならば打ち消し
これはべつに特化だけの話じゃなくて、普通のスキルによるバフデバフでも全く同じ話。
MOBダメA+30のバフが入ってるときにA+20のバフを入れても適用されないし、攻撃速度+7%のバフが入ってるときに攻撃速度10%のバフを入れたら上書き適用される
4、スキル特化は3つのTierに分けられる
スキル特化はそれぞれTier1~3にグループ分けされており、Tier1のスキル特化はMOBダメでいうとA+30だし、クリティカル増加で言えばクリティカル+30%。それに対してTier2のスキル特化はA+20だし、クリティカル+20%だ。
このようにどのTierに属するかですべてのバフ系統の強さが決まっているので、例えばこのスキルの特化はA+30がつけられるんだが、クリティカルは+10%しかできない・・・なんてことはありえない。A+30がつけられるのならばTier1なのでクリティカル+30%もできるし、攻撃速度+10%もできる
特化の系統とポイント
なんか大学受験の参考書のタイトルにありそう
A増加系
MOBへのA増加は非常にシンプルであり、非常に強力。狩り用の特化を組む際には最優先で組まなければならない。特性上、基本的に狩りでは切らさないように戦う。Tier違いによるバフ更新の失敗がないように注意だ
人間族追加ダメージってのはPvP用なんだけど、たしか人間族のモンスターにも適用されるたぶん。たしか。人間族モンスターってのはエルビア領域でいう廃城やピラーギ、修道院あたり。星墓は亜人、あれは人じゃないよな。
攻撃速度増加系
職によってはスキルによる攻撃速度増加を得るのが難しい場合もあるので特化による速度バフは重要と言える。
クリティカル増加系
これも非常に大事。当然だがこの特化を組み込む場合はそのスキル、その後に続くであろうスキルのクリティカル倍率が50%以下であることが望ましい。でなければバフで盛っている意味がないからだ。
BDでいえば心眼などのスキルでクリ+30%をいれて、スキル特化でクリ+20%を入れてしまえばクリ50%倍率のスキルはすべてクリ100%補正となる。
ちなみに、「潜在力:クリティカル5段階」などで上昇するクリティカル倍率は15%程度だと言われている
A増加や攻撃速度増加と大きく違うのは「切らしてもいいときがある」ということ。そして職によっては必要がない場合がある(たとえば覚醒WRは狩り主力スキルがほぼ100%なので不要なバフ特化)
命中増加系
これは本当に狩場と装備構成や職の攻撃スキルの命中補正によるんだが、足りていないなら意識的に盛るようにしたほうがいい。オピンなどの特殊性癖武器を用いていない場合は狩りで命中が不足するケースってあまりないとおもうんだが、最近の上位狩場は割と高めの命中を求められる。
攻撃が命中しているかどうかは細かいこと以外は、割とよく見てたら感覚としてわかってくる。このへんの命中の話は本記事の趣旨じゃないのでカット。基本的に余裕があれば一応盛っておく特化という認識でいい
D増加、回避増加系
これも必須の特化ではないが、狩場によってはあったほうがいい。割と大きな違いになる。もちろんなくても問題なく狩れるのであれば、他のバフに回したほうが効率は上がる
スマッシュ系
ダウンスマッシュやエアースマッシュ。これは完全にPvPなので狩りにおいては一切必要ない
ダメージ倍率増加系
バックアタックダメージやらクリティカルダメージの倍率などの、いわゆる特殊攻撃のダメージ倍率を引き上げる。数値的には大したことないように見えるかもしれないが非常にDPSに影響するので絶対に軽視することはできない。
クリ+20%とかはクリティカルが起こる確率の話であって、クリティカルのダメージを20%引き上げてるわけじゃないからな。そこを混同すると意味わからなくなるぞ
極力組み込んでいきたい強力な特化ではある。一般的にクリティカルダメージ増加を優先で、次点でバックダメとなるだろう。エアーアタックは当てられるタイミングがシビアなので狩りにおいては重視しない
HPMP回復系
できれば狩り効率が落ちるので採用したくはないが、必要なケースも有る。基本的に敵に複数当てやすいスキルが望ましい。まあ基本的にはPOT飲んで間に合うならPOT飲め、な?
ドットダメ系
出血デバフとか。確か特化によるドットダメは出血のみだったと思うが、他にも苦痛とか火傷とかあるっちゃある。これらはPvPではミリ残ってVで逃げた豚がVしながら死んでいったりするので殺意高めのデバフとして有用なんだが、狩りではどうせすぐ殺すので思った以上の成果は得られはしないだろう
移動速度アップ系
地味だがあったら便利。特性上、コンボの〆あたりに用いるスキルに組み込んでいればブロックとブロックの間の移動がスムーズになる。まあ余裕があればでいいよ。職の移動スキルによっては自身の移動速度が影響しなかったりするからそのへんはギルドのオタクに聞け
デバフ系全般
当てた敵(この場合はMOB)に適用されるデバフ。基本的に自分にかけられるバフはすべて敵にデバフとしてもかけることができる。
狩りでは敵の攻撃速度や移動速度を下げてもあまり恩恵を感じられないので(一部の狩場を除く)、一般的には「D減少」のみが有効と言える。
本題
スキル特化を組む際に意識しているポイント
無理にTier1スキルを採用しない
たしかにTier1スキルのバフは強力なものが多いが、それ故にCTが重かったり、出すまでに前提スキルがあったりするケースが多い。そして先述したように、Tier1バフが適用されているときにはTier2、3の同系統バフは付与できないので維持が少し難しくなる。
理想はTier1スキルを2つ、コンボに組み込んで回すのがいいが、難しい職もある。
使用頻度の高い低CTのTier2スキルを1つは用意しておく
まあこのスキルはたいてい撃つだろ、みたいなスキルでTier2があればそれにMOBダメや攻撃速度(あるいはクリティカル増加)を入れていれば潰しが効くようになる。例えばTier1の特化が切れていても、そのスキルを撃つことでTier2でバフをつなぐことも可能。
バースト前に極力Tier1バフを入れる
集中的に火力を出す回しの直前あるいは開始スキルがTier1であれば理想的。このバフの前後は↑のような使い勝手のいいTier2スキルでつないでいけば大きなDPSロスにはならない
ただ無理にTier1スキルを使って回しが煩雑になったり、もっさりするようであればTier2を維持する方向にシフトしたほうが懸命だろう
特化スキルはコンボで集中させるのが望ましい
バフかけを意識的につないで更新するのは長期狩りにおいてはかなりしんどい。そのため、いわば一連の儀式とも言える回しを作っておいて簡潔にTier2バフを発動できるようにしておくと管理が楽になる。
しかし、厳密には特化スキルありきでコンボを決めるのでなく、コンボからみて特化を入れ込むほうが理想ではある。
もちろんコンボの長さにも影響されてくる話なので、非常にタフなMOBを想定しているならばバフかけのチェーンを最初と中盤に入れるなどの工夫も必要になる。このへんは本当にコンボによって決まる
これがあるから初心者は長ったらしいコンボを覚えないほうがいい。シンプルなコンボを2パターンほど指に覚えおませる方が堅実的だ。職によっては簡単なコンボを1つ覚えていればほぼ狩りが簡潔するものあるぞ
スキルのクリティカル倍率は吟味しまくる
前述したように、クリティカル補正が100%のスキルの前にクリティカルバフを盛りまくっても仕方があるまい。それよりはクリダメ+3%などの火力バフを入れたほうがどう考えてもいい
このようにコンボから考えて「この辺はクリティカル補正が薄いからクリティカル特化で増強しておきたい」、「この辺はクリティカル補正が100%が多いからクリダメ増加重視」といった判断をしていく。
例えばこれはリブート後のBDで僕がシートであれやこれやと考えている最中のものだが、この回しでみればどこでクリティカル特化を入れるだろう?
BDはあまりクリティカル倍率が高くはないが、心眼や連舞で特化とは別個にクリティカル+30%を維持できるので、ぶっちゃけ適当なTier2スキルにクリ+20%を入れていればほぼクリ100%で狩りができるとわかる
となると、重視すべきなのはクリティカル倍率増加系の特化ではなくて、クリティカルダメージ増加系の特化と判断できる
スキルのバフデバフ系統と特化を合わせる
まあこれはできたら、の話なんだけど。
例えばDデバフを付与する系のスキルにDデバフの特化を入れたら二重でデバフが入るし、管理が楽になる。逆に自身にDバフを付与できるスキルにDバフ特化を入れるのもいい
しかしこれは別の見方でいけば、「あえてスキルによるバフと特化のよるバフを分けることで長時間維持させる」方法にもなるので正解とは限らない
なにより、デバフ系は特に、多くの敵に付与することが最重要なのでそちらのほうを優先すべきだ
大旋風はスキル使用時、自身のD+20のバフがかかる範囲スキル。これにこの特化をいれることで自身に更にD+15をすると同時に、接敵している敵の多くにDデバフをついでに付与する
これは一例であって別に正解ではないけども、こういった考え方をしていけば割と面白い
Tier3スキルは基本的には採用しない
なぜなら弱いから。ただまあTier3スキルはたいていCTが短く、頻繁に撃てるようなスキルなのでTier1で維持するのが難しいけれどあったほうがいいな・・ってバフがあれば採用する手もある。
スキル特化構築例
さっきのBDの回しでやってみる。そもそもこの回し自体が2年くらい前のBDの回しをすこしリブート後にいじっただけのものなので未完成なのだが
例としてやりやすかったのでこれでいきます
この回しで螺旋はぶっちゃけどうでもいい。心眼大旋風でクリバフとD+20を入れるのが初手。覚醒BDはクリ20%補正でたいてい解決できるので「心眼にクリティカル+20%」を採用。ついでにMOBダメも入れておく。そしてさっき書いたように大旋風にDバフとデバフを入れる
破天はTier2。ここから火力を出すので攻撃速度増加バフとクリダメ増加バフを入れておく。破天自体がクリ100%スキルなので悪くない
焔は広範囲SAの火力攻撃。MOBダメは心眼で入れているので、ここでは敵へのDデバフとバックアタックダメ増加を入れてみた
連舞でもう一度クリティカル+30%を入れて、獄炎からもう一度火力ターン。心眼による特化バフが切れてくるので獄炎にクリ+20%とMOBダメ+20を。これにより、獄炎以降のスキルはクリ100%になる
これでまあコンボ自体は完結してる。特化があと1枠余っている。
さっきTier3スキルは基本的に採用しないと書いたがこの場合はあえて斬り払いにいれてみよう。破天のみに攻撃速度増加を入れるのはすこし心配なので斬り払い自体にもいれることで潰しが効きやすくなる。もう1つの特化は命中増加にしてみた。単に他の特化で盛っていないので競合して打ち消される心配がなく、無駄が少ないからだ。
もちろんMPやHPの消費が気になるならこのへんに回復をつけるというのも手となる。
こんな感じでオタク特有高音早口で書いたが、まあここまで気にしなくても慣れたらなんかできるようになる。この記事を見て特化システムが難しく感じたのであれば、僕の書き方が下手なだけで何も心配することはない。誰かエロい人の特化を真似るのでも別にいい
ただ絶対にこれだけは言える
回しをパクるなら特化までパクれ 特化パクるなら回しもパクれ
それを各狩場で自分用にカスタマイズしたり、パッチに対応したり、火力に合わせたりするのは特化の理解度が問われるところだろう
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